レオンの闘病日記

2015年4月生まれの2匹の兄弟猫。茶白のレオンは、たった3歳で悪性リンパ腫と診断されてしまいました。備忘録と情報のシェアを目的として、綴っていきたいと思います。

エッセイスト雨宮処凛さんの記事

blogos.com

こんな記事を読みました。googleのオススメ記事で上がっていてたまたま目にした記事です。

エッセイストの雨宮処凛(あまみやかりん)さんという人の猫ちゃんが、レオンと同じリンパ腫になり、診断からわずか一か月ほどで亡くなってしまったというのです。

レオンと同じ病気の仔が、わずか一か月で・・・。重い気持ちになります。

しかし、この記事に書かれていた内容に少し「それは違う場合もあるよ!」と言いたいことが2つあったので、ちょっと書いておこうと思います。

その猫、つくしちゃんはリンパ腫と病院で言われたものの、確定診断がなく、

 

>おそらくそうだけれど、抗がん剤治療を始めるには、お腹を開いて組織を検査する必要があるということだった。

 

と書いてあるんですが、しかし、これはレオンの場合は違いました。

お腹の部分の毛を少し剃って針を刺し、採取した細胞を専門機関に送って検査をし、リンパ腫との診断になっています。レオンは開腹していませんが、この検査によって抗がん剤治療を始めています!開腹しなければリンパ腫は抗がん剤治療ができない、ということはないはずです。

つくしちゃんの場合は開腹が必要だったのかもしれないし、その病院ではそれしかできなかったのかもしれませんが、そう思い込んで治療を諦めてしまう飼い主さんがいたら大変だと思って書かせてもらいました。

ただ、その細胞検査の結果でも、「確定診断」とすることはできないんだ、というような説明を受けました。絶対にと断言することはできないが、もはやこの検査結果でリンパ腫ということはわかった、というような話し方で、その後、リンパ腫として抗がん剤治療は始めています。

 

そして、もうひとつ。

費用の件です。

 

>抗がん剤も月に12万円ほどかかるという。

 

と雨宮さんは書いています。いや!必ずしもそんなにかかるわけじゃないです!!

あるブロ友さん(…と私は思ってる方)は、すごく費用が掛かってしまって大変そうで、そういう病院も確かにあるようですが、地方で病院も少ないケースのようです。雨宮さんは、他の記事なんかを読んでみるとどうも東京に住んでいる人のようですので、すごくたくさん動物病院もあって、むしろ競争原理で安いところもあるはず!

私は関西在住ですが、週末に開いていたのでたまたま行った自転車で10分ほどの病院が、すごくリーズナブルだし良い病院で助かっています。複数の獣医さん所属されていますが、同じ患者は同じ先生が毎回診てくれるし、担当のK先生はとても良い方で安心です。

その病院では、抗がん剤は1回5000円。

保険申請のために、毎回の通院で明細書をもらっているのですが、その画像を一部アップしてみます。


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その他に血液検査をしたら3000円、診察料は500円、などかかりますが、とてもリーズナブルです。診察料500円なんて、いいの!?と思ってしまうほどです。(自己負担額が、とかではなくそれが全てです)

抗がん剤なんて、そんなに毎日毎日投与できるものではないはずですし、レオンは多くて週1回です。

有名人の雨宮さんの記事は、ものすごくたくさんの方が目にするでしょう。読者が猫の抗がん剤治療は月12万円は必ずかかる、というようなイメージを持ってしまわないといいのですが…。


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