レオンの闘病日記

2015年4月生まれの2匹の兄弟猫。茶白のレオンは、たった3歳で悪性リンパ腫と診断されてしまいました。備忘録と情報のシェアを目的として、綴っていきたいと思います。

ペット保険、なななんと更新!

悪性リンパ腫で闘病中のレオンは、アクサダイレクトのペット保険に加入しています。

子猫の時から契約していて、今回の病気ではすごくお世話になってます。

保険についての参考記事はこちら。

 

leonneko.hatenablog.com

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そんな保険、うちの場合は毎年八月末が更新です。一年毎に更新で、特に何もなければ自動更新という仕組み。

もちろんこれは公的保険でもなんでもなく、一営利企業がビジネスとして売っている保険商品です。3月から毎月保険金を請求し、7割補償でこれまで約20万円保険会社から保険金をもらっています。

これに対して、保険会社に支払った保険料は8万円に満たず。

保険会社は損をしている状況です。

これでは、まず絶対に次の一年の更新はしてもらえないだろうな…と思っていたのですが、なんと自動更新の通知が来たのです!レオンはもう一年、3割負担のみで病院にかかることができます。

正直、通知を見た時は保険会社のミスかな、とさえ思いました。

しかし、他の経験者のブログなどを見ていると、保険金申請をしても、一回は更新してもらえることは普通みたいですね。

二回目となると、断られることが多いのかもしれません。

しかし、一回でも更新してもらえたことは大分ありがたいです。

結構話題になって、レオンが病気する前から読んだことがあったのですが、こんな記事があります。

matome.naver.jp

元のブログはリニューアルされて該当記事は読めないようで、まとめ記事ですが。

「長期加入していたのに、病気になったら二回目の更新で、持病が除外される契約しかできなくなった、ひどい!」というような内容です。

いや、この記事の人は憤慨していますが、正直、営利企業なんですよ…。人助け、ペット助けのためだけにやっているのではなく、儲けを得るためにやっているビジネスです。

残念ですが、そりゃそうだろう、と個人的には思います。私は正直、それを覚悟で加入しました。

更新されない制度であれば、加入する意味がないと主張する人も少なくないようです。

webshufu.com

これに関して、正直なところ、大変保険のお世話になって助かってる私でも、加入すべきといえるかどうか…、微妙なところだと考えています。

アクサの7割補償プランの場合、年を経ると保険料は上がりますが、大体1.7-3万円といった感じでしょうか。猫の平均寿命で、15年加入するとしましょう。ざっくり多めに見て40万円ぐらいでしょうか。

60万円近くの治療費がかかってその7割分の保険料を貰った場合、トントンになります。

これぐらいかかる可能性は、おおいにあります。慢性疾患で、一度更新してもらって一年強~2年近く利用する可能性もあります。

ただし、全く使わない可能性もあるわけです。

更には注意すべなのが、年間の保険金上限が70万円に決まっていること…。五割保障のプランは50万円です。

トントンかちょっと多めぐらいであれば、使わない可能性もあるのに保険商品で備えるのは合理的ではないかもしれません。

そこそこ高額な治療を受けて完全に回復し、

たとえその疾患が特約で契約から除外されても、また別の疾患でお世話になるようなことがあるかもしれません。そういう場合には役立つだろうと思います。逆に、そうでもなく、地道に貯金ができて急なまとまった支出に対応策できるのであれば、契約しなくてもいいのかなと思わなくもないです。
しかしまあ、繰り返しですがこの保険は営利企業の商品なわけで。
病院なんて、多かれ少なかれ、誰もがかかることはあるわけで、それで利益を出そうと思えば、条件はお客にとっては厳しくならざるを得ないでしょう。
今回、うちの場合はレオンが三才ととても若くして重い病気にかかってしまったので、結果的には保険に入っていてよかったなとなりましたが、若くしてペットが病気になるなんて、ない方がいいに決まっていますしね。

まとめると、お得になる可能性は十分あるが、掛け捨てで全くあるいはほぼ利用しない可能性も十分ある。その差額は、堅実な貯金でカバーできそうなレベル、といったところです。

ペット保険はかけるべきかどうか、微妙なところかもしれません。