猫の投薬奮闘記②
粉3種類、シロップ1種類のお薬。
獣医さんに聞いたように、粉をシロップに溶かしてスポイトで飲ませるという方法では猫が嫌がって大騒動でした。
それに、大量の唾と一緒に半分ぐらい吐き出しちゃってるんじゃないか?という状況です。
そこで次に試した方法は、レオンの大好物のちゅーるに混ぜてみる作戦!
まず、小さな器にチュールを少し出します。
(隣に映り込んでいるのはシーサーの箸置き(笑))
そこに粉薬を投入します。
薬の割合が多いとちゅーるの味でごまかせなくなるので、量の加減に注意。
そして、大きめのゴミ袋を用意します。
薬とチュールをまぜまぜ。これを指につけて、猫の口の周りにつけて舐めさせます。
これを口の周りに塗りたくって舐めさせるという方法です。
ただし、シロップはやはりスポイトで。
さて、どうなったでしょうか!?
動画をご覧下さい。
ちょっときちゃないかもしれないので、注意です(^_^;)
結果はやっぱりこんな感じ。
薬をあげ終わるやいなや、ぶくぶく唾をはき出しながら走って逃げるので、家の壁あちこちにレオンの唾が飛びます…(泣)
この方法も駄目、ということで、また別の方法にトライです。
猫の投薬奮闘記①
レオンの病気が診断されてから、ずっとお薬が処方されています。
最初は、粉薬3種類と、シロップ1種類。
猫にお薬をあげるのって、嫌がって嫌がって一苦労ですよね。
これをあげるのが最初はすっごく大変でした( ;∀;)
その時に力いっぱいひっかかれたところはまだ傷が残ってます…。
獣医さんに、「猫に薬をあげるコツとかってありますか?」と聞いてみたものの、特に答えはなく。
あれこれ工夫してみて、今は落ち着いたのですが、まず最初にやっていた、猫に薬をあげる方法はこんな感じでした。
まず液体のシロップ薬をお皿に出して、それに粉薬を溶かし、スポイトで吸い上げます。これ、動物病院で「こうやって飲ませればいいですよ」と聞いたやり方です。
床にはゴミ袋などを準備!
あ、地域指定のゴミ袋・・・同じ自治体の人がいたらバレちゃいますね(笑)
そうして、レオンを足の間に抱え込むようにして、逃げないよう確保。
スポイトを口の脇の隙間から入れて飲ませます。
しかし、どう考えても美味しくない。猫は全力で嫌がって抵抗します。
元気な時の力の強いレオンだったら、とても無理だったでしょう。そもそも以前はろくにだっこもできない子だったのか、病気して甘えん坊になったのか、体力もないのか、(多分、両方だと思います)キャリーに入れたり、こうして抱えたりしやすくなりました。
とはいえ、抱え込むことはできても、マズイ薬を飲みたくないとブクブク泡のようにして口からだしたり、顔をふって周り中に唾を飛ばします(涙)
抱え込んでる人間や、薬上げてると近くに寄ってきて見たがる兄弟猫のしましまの顔にも、レオンの唾が飛んだこともしばしばありました。
薬をあげ終わった時の、下に敷いてたゴミ袋はこんな様子です。
ちょっと汚いのでやや閲覧注意です(;'∀')
汚い・・・。
一日二回(朝は粉薬一種類)も薬をあげなきゃならないのに、大騒動です。失敗して逃げられると警戒してもう捕まらないし、冒頭で書いた通り手ひどくひっかかれたことも(泣)
動物病院からこうすればいいと聞いたやり方でしたが、どう考えても、毎日毎日これを繰り返して薬を上げ続けられるとは限らない。私たちは、夫婦二人とも働いていて、他に同居人はいません。朝なんて、時間は厳しいですし。
そこであれこれ試行錯誤してみることにしました。
色々試したことを順番に記事にしたいと思います。
猫の投薬に苦戦している人の参考になれば幸いです。
通院備忘録(4/13)
週末も仕事で忙しく、ブログを書けませんでした。
毎週末で定着した感じの通院、土曜日に行ってきました。
体重は増えず4.25だけど、血液検査の結果はまあまあかな?
BUN(尿素窒素) 71.0
CRE(クレアチニン) 2.16
で、行きつ戻りつな時もありつつ、ちょっとずつ数値は基準値に近づいている様子。
今回から、お薬減らしましょう、ということになりました。
粉薬で飲んでいたステロイドが2日に1回に。
抗がん剤といつもの皮下注射をしてもらいました。
お会計は12,204円。
レオンの病気(リンパ腫)の場合、数値は良くなって一度は安定しても、治ることはない、と最初に言われています。
また悪くなってきたら薬や抗がん剤を増やし、安定したら減らしてみて、それがどこまで続くか…やがては効かなくなってしまう、ということらしい。
でも、食欲がなく多少痩せた以外は普通に暮らして、ちゅーるや猫草を楽しみにして喜んで食べていたり、気持ちよさそうに日向ぼっこしていたり、ブラッシングを要求するレオンを見ていると、できるだけはやってあげたいなと思います。
長く一緒にいられますように。
今日の通院備忘録(4/7)
今日は大変だった(×_×;)
日曜だけ9時ではなく10時開院であると知らずに9時に行ってしまい、一度帰宅したのですが、家に着いてキャリーを開けてもらえないとレオンが暴れ出したので、かわいそうかと開けてしまったのが間違いだった…。
しばらくして、改めてキャリーに入れようとすると、家中逃げ回って捕まらず(´д`|||)
仕方ないので、しばらく諦めて午後の診察時間に再チャレンジすることに。
病気してからあまり激しく逃げ回る元気がないようでしてが、今日はめちゃくちゃ走ってました。
幸い、数時間経つと機嫌も直ってのんびり日向ぼっこしていたので、なでなでから入って慎重に捕獲成功( ´∀` )b
元気なようでしたが、貧血は前回同様問題ないものの、腎臓の数値が前回よりやや悪い。体重も4.25kgで、ちょっと減っています。
一度ちょっと量を減らした飲み薬を、また少し増やしましょうとのことでした。
それから、兄弟猫に噛まれたかひっかかれた傷もちょっとひどいので、塗り薬が処方されました。飲んでいる薬の影響から傷の治りが悪い可能性もあるようです。
こちらの記事に詳細を書きましたが、病気をして以来、特に兄弟仲が悪くて困っています…。苦しんでいる子に追い打ちをかけないで欲しいよ。実の兄弟なのに。
どうすればいいんでしょう。
注射と点滴をしてもらって、今日は終了。
お会計は14,000円ちょっと。
以前紹介したリュック型キャリー。こんな感じで中がばっちり見えるので、背負って自転車で走っていると、後ろから「猫だ~」という声が聞こえてくることも(*´-`)
ペット保険初めての申請
我が家は、レオンとしましまが子猫の時にうちに来て以来、ペット保険に加入しています。
以前の職場の同僚が、愛犬の医療費で年間百万円以上かかったと話しているのを聞いたこともあり、いざという時は、人間のような皆保険制度がないペットの医療費はとんでもないことになると多少知っていましたので。
うちが契約しているのはアクサダイレクトのペット保険です。医療費の70%保証と50%保証があり、当然70%の方が保険料は高くなります。加えて、年をとるごとに病気のリスクも高まるので、ちょっとずつ保険料も高くなります。
うちは70%で契約していて、三歳の現在、一匹あたり1万8千円ちょっと。二匹で3万6千円ほどです。安くはないと思いますが、わずか三歳でこんな病気になってしまうなんて、やはり加入しておいて良かったなと思っています。
アクサのペット保険の場合、その都度か、月毎にまとめて申請できます。
レオンは3月に何度も通院したので、月末までの分をまとめて申請しました。
申請の仕方は簡単。
加入時あるいは更新時に送られてくる用紙に口座情報を記入、署名捺印し、動物病院に記入してもらう箇所を受診時にお願いします。これには文書作成費が一般にかかるようです。
この用紙と、医療費の領収書(明細書)を送付するだけ。
申請から30日以内に3月分の医療費総額の7割が振り込まれるはずです。
ちなみに、3月のレオンの医療費総額は、162,949円でした。これが全部自己負担だったらと思うと、やはりちょっとキツイ…。
4月は週一ペースの抗がん剤になると思うので、恐らくこの三分の一から半額程度と見込んでいますが。
問題なく保険金が振り込まれますように!!
振り込まれたらまた報告します。
階段の下の、人間が見ていない場所でごろごろ転がるのがお気に入り(*´∇`*)でもちょっと見えてるんだけど(笑)
今日の通院備忘録(3/31)
今日は体重4.4kgとちょっと増えてました(*^-^)
また、血液検査の結果もなかなか良好!
腎臓の数値は
BUN 88 今までで最も低い数字。
CRE 1.74 初受診時以来初めて基準値内に!
貧血も大分改善してきて、いずれの数値も基準値まであと一歩まできたので、とりあえず貧血の薬はあと数日でやめていいとのこと。
抗がん剤を打ってもらって、帰ります。
次回は一週間後。これまで週二回通院だったのですが、仕事上そろそろ(季節柄)普通に平日週5フルタイムになるので、とりあえずホッとしました。
お会計は11,729円。
病院から帰ってきてなでなで堪能中。
何度も採血されるので、前足がちょっと痛々しいままのレオン。
病気の仔に唸る兄弟猫
現在進行形で大きな悩みの種となっている問題。
それが、レオンの兄弟であるしましまです。
色柄は全然違いますし顔も似ていませんが、同じ母猫から一緒に生まれた本当の兄弟。ずっと一緒に生きてきました。
しかし、多分猫にはそんなこと関係ないんだろうなあ。
レオンが退院してきた日、しましまはもうレオンのことは忘れかけていたのか、病院の臭いがしてびっくりしたのか、レオンを見て何度も低い声で唸ってしまいました。
熊か!と思うような唸り声。こんな声ほぼ聞いたことがなかったのですが。
そして「ふにゃあああ!」と叫びながらレオンにとびかかって噛みつこうとします( ;∀;)
まさかの反応に私たち飼い主もびっくり。
唸ったりとびかかる度にもちろん慌てて引き離しますが、私たちがいない時にいじめていないかちょっと心配です。
3月11日に退院してから、徐々にうならなくなり、以前のように一緒に寝たりするようになりましたが、時々「ふにゃあああ!」と叫びながら襲い掛かって噛みつこうとするんですよね。
(ちなみに2匹ともオスで、去勢できる月齢になった時に去勢しています)。
あまり懐かない子だったレオンに比べて、しましまは甘えん坊。必然的に、飼い主と一緒にいる時間が長かったのはしましまでした。
しましまは、病気で投薬や食事で手間がかかるし、以前みたいに警戒せずなでて欲しがるようになったレオンが飼い主の注目を集めているのが気に入らないのかもしれません。
それとも、弱っているので単に自分の方が強いことを示すマウンティング行為なのかもしれません。猫の保護ボランティアさんのブログでも、保護猫同士、病気で弱った猫に元気な若い猫がそういうことをすることが書かれていたのを読んだことがあります。
病気で辛い思いをするレオンに、精いっぱい快適に生活して欲しいのに、こんな問題が出てくるとは…。
正直、頭の痛い悩みです。
もし、同じ状況で何かうまく対処したよというような方がこれを読んでいたら、助言いただけたら嬉しいです。
元気だった頃。一緒に日向ぼっこする兄弟(*´∇`)